特別教育で建設作業現場の労働者を守る

安全衛生責任者教育というのものの重要性が見直されてきています。

これは建設業界特有のキーワードです。

安全衛生責任者教育を受ける必要があるのは、ゼネコンの協力業者の職長さん達です。

建設現場では数多くの作業員が働きますが、それらの作業員を統率しながら、お仕事の指示をするのが職長さんの重要な役目です。

誰でも簡単に協力業者の職長さんになるのかと言えば、それは違います。

然るべき認定機関から安全衛生責任者教育を受けないと、職長さんになることはできません。

そのことは労働安全衛生法に記載されているので、これには絶対従わなければなりません。

その目的は建設作業現場で働く労働者等の健康と安全です。

全ての労働者が健康で安全に建設現場で働けるように指導をしなければならないということです。

昔の特別教育はわずか1日で終わっていましたので、誰でも気軽に受けることができました

今の特別教育は二日間にわたり、びっしりと教育されますので、教育を受ける側も大変です。

一人につき15,000円くらいの費用がかかりますし、テキスト代として1,500円くらいかかってしまいます。

これらの費用はゼネコンや協力業者が負担することが多いです。

なぜならば職長さんにこの教育を受けさせるのは、ゼネコンや協力業者の役目であるとされているからです。

何を学習するのかといえば、労働安全衛生規則に掲載されている様々な情報を、実際に確認するという作業です。

作業現場で職長さんがやらなければならないことが、満載されています。

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